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ブレーキ修理

今回はブレーキが効かずレッカー搬送されてきた車両の修理をしました。

 

基本的なブレーキの構造がこちら。

・上写真/回転するブレーキローター(銀色部分/以下ローター)を表裏のブレーキパッド(黒い部品/以下パッド)で挟みブレーキを効かせる構造になっていて、下写真はパッドをローターに挟む力を生むブレーキキャリパー(丸い部品はピストン)です。

パッド部分はブレーキを掛けるたび少しづつ減っていきます。

上が新品のローターとパッド。下がパッド部分が無くなったローターとパッド。

パッド部分が無くなると、パッドのベースの鉄の部分でローターを削ることになりローターもガリガリに!!

こうなるとローターも交換になります。

こればかりではなく、パッドとローターの摩耗の限界をこえると・・・・・・・・・

なんと走行中にパッドが脱落することがあります。

こうなると、キャリパーのピストンが飛び出しブレーキオイルが漏れブレーキを踏んでも効かなくなります!!!!!

パッドの残量をギリギリまで使おうとして今回のように限界を越えてしまうと、レッカー代、部品工賃が高額になるだけでなく、ブレーキが効かないという危険で一番大切な人の命に関わることにもつながります!!!!!!

今回の修理完成写真はこちら。(左右ブレーキとも交換しました)

みなさんも整備の時に「ブレーキパッドの残量が少なくなっています」なんて説明を受けたことはありませんか?

新品のパッドの厚みは約10~11mmが多いですが、残り4mm程度での交換をお勧めします!

(前回点検時の残量を知りたいときは点検記録簿に記載されています)

車検や法定点検をするときは、ブレーキの状態や残量を耳を傾けてください。

人の命にも関わること。

どんどん当社のフロントやメカニックに聞いてくださいね。

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